皆さんこんにちは!
エース株式会社の島袋です。
- 業務用フェイシャル機器の本体価格は数万円〜300万円以上と幅がある
- 導入費用は本体価格に、設置・研修・初回の美容液などを足した総額で考える
- 省力化投資補助金を使うと、対象経費の1/2以下が後から補助される
- 予算は「施術単価」と「回収に必要な施術回数」から逆算する
補助金の準備書類チェックリスト
「美容機器の選び方編」の4本目です。
前回はプラズマ美容機器のしくみと種類を見てきました。
今回は、機器選びでいちばん気になる「お金」の話です。


ミホさん
「価格はお問い合わせください」
ばかりで、相場がつかめなくて…。

島袋
まずは価格帯の目安と、
本体以外にかかる費用から整理しましょう。
業務用美容機器は、エステサロンにとって大きな投資です。
ただ、本体価格だけを見て決めてしまうと、
導入してから「思ったより費用がかかった」となりがちです。
この記事では、業務用美容機器の価格相場・導入費用の内訳・予算の決め方を、
エステサロンオーナー様向けに整理しました。
補助金を使った場合の計算例や、見積書のチェックポイントもまとめています。
業務用美容機器の導入費用とは?価格相場はいくら?
業務用美容機器の導入費用とは、本体価格に設置・研修・初回の美容液などを加えた、導入時にかかる費用の総額です。業務用フェイシャル機器の本体価格は、機能の数によって数万円〜300万円以上と幅があります。
価格帯は、搭載している機能の数で大きく3つに分けると分かりやすくなります。

| タイプ | 本体価格の目安 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| 単機能 | 数万円〜30万円程度 | 1つの機能に特化。今のメニューに1工程として足しやすい |
| 多機能 | 30万円〜100万円程度 | 2〜3つの機能を搭載。メニューの幅を少し広げたいときに |
| 高機能・複合機 | 100万円〜300万円以上 | 多くの機能を1台に搭載。研修・保証などのサポートが充実しやすい |
※2026年10月時点で公開されている販売店・メーカーの情報をもとに、エース株式会社がまとめた一般的な目安です。製品・販売条件によって異なります。
痩身や脱毛など、ボディ全体に使う機器はさらに高くなる傾向があります。
大切なのは、「いくらの機器か」より「その価格で何ができるか」を見ることです。
同じ100万円でも、使えるメニューやサポートの中身は製品ごとに違います。
業務用美容機器の価格は何で決まる?高い機器と安い機器の違い
業務用美容機器の価格は、主に「機能の数」「出力と安全のしくみ」「研修・保証などのサポート」の3つで決まります。安い機器は、このどれかが省かれていることが多いと考えましょう。

| 価格を左右する要素 | 価格が高くなりやすい | 価格が安くなりやすい |
|---|---|---|
| 機能の数 | 複数の機能を1台に搭載 | 1つの機能だけ |
| 出力と安全のしくみ | 業務用の出力と安全機構がある | 出力が低い・安全機構が少ない |
| 耐久性 | 毎日の施術を前提に作られている | 使用頻度が低い前提 |
| 研修・保証 | 導入研修・講習会・保証が付く | 説明書のみ・保証が短い |
| サポート体制 | 国内で修理・相談ができる | 問い合わせ先が限られる |
※一般的な傾向です。実際の価格と中身は製品ごとにご確認ください。
とくに見落としやすいのが、研修とサポートです。
本体価格が安くても、研修が別料金だったり、修理のたびに長く使えなくなったりすると、
結果的に売上の機会を逃してしまうことがあります。

ミホさん
お得だと思っていました…。
中身まで比べないといけないんですね。
本体価格以外にかかる導入費用は?【内訳一覧】
本体価格以外には、設置・運搬費、導入研修費、初回の美容液や消耗品、メニュー表などの販促物がかかります。導入後も消耗品や保守の費用が続くため、見積もりでは分けて確認しましょう。

| 時期 | 費用の項目 | 内容の例 |
|---|---|---|
| 導入時 | 本体価格 | 機器本体・付属品 |
| 導入時 | 設置・運搬費 | 搬入・設置・動作確認 |
| 導入時 | 導入研修費 | 操作方法・施術手順の研修(本体価格に含まれる場合もある) |
| 導入時 | 初回の美容液・消耗品 | 施術に使う美容液・ジェル・交換部品など |
| 導入時 | 販促物 | メニュー表・POP・ホームページの更新 |
| 導入後 | 消耗品・美容液 | 施術のたびに使う分の補充 |
| 導入後 | 保守・延長保証 | 保証期間後の修理・点検 |
| 導入後 | 講習会・フォロー研修 | 新しいスタッフの研修・技術の見直し |
※費用の項目と、本体価格に含まれるかどうかは製品・販売店によって異なります。
見積書を受け取ったら、どの費用が本体価格に含まれていて、どれが別料金かを確認することが大切です。
導入後にかかり続ける消耗品の費用は、次回の記事で詳しくお伝えします。
補助金を使うと業務用美容機器の導入費用はいくら下がる?
中小企業省力化投資補助金(省力化投資補助金)のカタログ注文型を使うと、対象経費の1/2以下が補助されます。たとえば対象経費320万円なら、補助金は最大160万円で、自己負担は160万円+消費税です。
カタログ注文型は、事務局のカタログに登録された製品を導入するときに使える補助金です。
2026年10月時点で、交付申請を随時受け付けています。
補助の上限額は、従業員の人数によって決まります。
| 従業員数 | 補助上限額 | 賃上げ特例を満たす場合 |
|---|---|---|
| 5人以下 | 500万円 | 750万円 |
| 6〜20人 | 750万円 | 1,000万円 |
| 21人以上 | 1,000万円 | 1,500万円 |
※中小企業省力化投資補助事業(カタログ注文型)公募要領(2026年3月19日改訂)より。2026年10月時点。

図の例は、従業員5人以下のエステサロンが、本体300万円・導入経費20万円(いずれも税抜)の機器を導入する場合です。
対象経費320万円の1/2で、補助金は160万円になります。
設置・運搬などの導入経費は、本体価格の2割までが補助の対象です。
補助の対象になる経費の詳しい考え方は、省力化投資補助金の対象経費|エステサロンの業務用美容機器で対象になる経費・ならない経費で解説しています。

ミホさん
同じ予算でも選べる機器の幅が
広がりそうですね!
業務用美容機器の予算はどう決める?5つのステップ
業務用美容機器の予算は、「施術単価を決める」→「相場をつかむ」→「総額を出す」→「自己負担を確認」→「回収の目安を計算」の5ステップで決めると、無理のない金額が見えてきます。

| ステップ | 確認すること |
|---|---|
| ① 使いたいメニューと施術単価を決める | どのお悩みのお客様に、1回いくらで提供するか |
| ② 本体価格の相場をつかむ | 機能の数で価格帯が変わる。複数の見積もりを同じ条件で比べる |
| ③ 本体以外の費用を足して総額を出す | 設置・研修・初回の美容液・販促物・導入後の消耗品 |
| ④ 補助金・支払い方法で自己負担を確認 | 補助金は後払い。立て替える資金も計画に入れる |
| ⑤ 回収の目安を計算して判断する | 総額 ÷ 1回あたりの利益 = 必要な施術回数 |
⑤の回収の目安は、簡単な計算でつかめます。
たとえば自己負担が160万円で、1回の施術で美容液代などを引いた利益が8,000円なら、
160万円 ÷ 8,000円 = 200回の施術で回収できる計算です。
月に20回施術できれば、約10か月が目安になります。
「月に何回なら無理なく施術できるか」から逆算すると、
サロンに合った予算の上限が見えてきます。
※上記は説明用の数字です。実際の回収期間は、施術単価・来店数・費用によって変わります。
支払い方法には、一括購入・ローン・リース・補助金の利用などがあります。
どれが合うかは手元資金や事業の計画によって変わるため、
シリーズの6本目「美容機器はリース・レンタル・購入どれがいい?」で比べていきます。
業務用美容機器の見積書はどこを確認すればいい?
見積書では、本体価格と別料金の費用の区分、研修と保証の範囲、補助金の対象になる製品かの3点をまず確認しましょう。同じ条件にそろえて比べると、総額の違いがはっきりします。

□ 導入研修は本体価格に含まれるか、別料金か
□ 初回の美容液・消耗品はどこまで含まれるか
□ 保証の期間と、保証期間後の修理費用の目安
□ 修理中に代わりの機器を借りられるか
□ 省力化投資補助金のカタログに登録された製品か
□ 消費税を含めた支払い総額と、支払いの時期
エースのPLASMASTAR(プラズマスター)では、導入前から導入後までのサポートと、定期的な理論・技術講習会を行っています。
見積もりを比べるときは、こうした研修・サポートが価格に含まれているかも、総額を左右する大切なポイントです。
選び方のポイントに当てはめると|PLASMASTARの場合

ミホさん
補助金を使うと
自己負担はどうなるんですか?
エースの業務用プラズマ美容機器「PLASMASTAR(プラズマスター)」は、
省力化投資補助金のカタログ注文型の対象製品です。
要件を満たせば、今日の計算例のように補助金を使って導入費用をおさえられる可能性があります。
専用の手袋を着けて、施術者の手からプラズマでアプローチする「手袋型」なので、
プローブを持ち替えずにハンドトリートメントの流れの中で施術できます。
プラズマにEMSとテラヘルツ鉱石を使ったカッサを組み合わせた複合機で、
今の手技を活かしながら、少人数のエステサロンでもフェイシャルメニューの幅を広げやすくなります。
| 今日のポイント | PLASMASTARの場合 |
|---|---|
| 価格帯のタイプ | プラズマ+EMS+テラヘルツ(カッサ)の複合機 |
| 補助金 | 省力化投資補助金のカタログ注文型の対象製品 |
| 研修・サポート | 導入前〜導入後のサポート、定期的な理論・技術講習会 |
| お見積り | 補助金の利用やお支払い方法に合わせて無料でご案内 |
実際にプラズマスターで施術した、目元のエイジングケアの施術前と施術1回後のお写真がこちらです。

目元のエイジングケア(施術1回)
※お客様の許可を得て掲載しています。施術の結果・実感には個人差があります。
美容液にこだわるなら、
まず機器にこだわってほしい。
どんなに良い美容液も、
肌になじまなければ力を発揮しきれません。
PLASMASTARのプラズマは、美容液の“通り道”をつくり、
選んだ美容液を角質層まで効率よく届けるサポートをします。
だからこそ、サロンが厳選した美容液を活かした施術メニューも
つくりやすくなります。
よくある質問
ここからは、業務用美容機器の価格・導入費用について、よくいただく周辺の疑問にお答えします。
Q. 業務用美容機器は中古で買うと安くなりますか?
A. 本体価格は抑えられる可能性がありますが、メーカーの保証や導入研修を受けにくいことが多い点に注意が必要です。また、中古品は中小企業省力化投資補助金(省力化投資補助金)の対象外です。修理費や研修費まで含めた総額で、新品と比べて判断しましょう。
Q. 30万円以下の業務用美容機器でもエステサロンで使えますか?
A. 単機能の機器であれば、30万円以下の価格帯の製品もあります。エステサロン向けの業務用として販売されているか、取扱説明書・研修・修理の窓口がそろっているかを確認したうえで選びましょう。
Q. 業務用美容機器の購入費用は経費にできますか?
A. 業務用美容機器は事業用の資産として、減価償却で数年に分けて経費にするのが基本です。中小企業者等には、取得価額40万円未満(合計300万円まで)の資産を購入した年に一括で経費にできる特例があります(2026年度の税制改正で30万円未満から引き上げ)。適用できるかは顧問の税理士にご確認ください。
Q. 業務用美容機器の見積もりは何社から取ればいいですか?
A. 比べやすさを考えると、2〜3社から同じ条件で取るのがおすすめです。本体価格だけでなく、設置・研修・初回の美容液・保証の期間が含まれているかをそろえて比べると、総額の違いが分かりやすくなります。

ミホさん
総額と自己負担で
見積もりを比べてみます!

島袋
回収の目安まで計算しておくと、
安心して導入を決められますよ。
まとめ
- 業務用フェイシャル機器の本体価格は数万円〜300万円以上と幅がある
- 価格は「機能の数」「出力と安全のしくみ」「研修・保証」で決まる
- 導入費用は、本体価格に設置・研修・初回の美容液などを足した総額で考える
- 省力化投資補助金のカタログ注文型なら、対象経費の1/2以下が後払いで補助される
- 予算は施術単価と、回収に必要な施術回数から逆算する
- 見積書は、別料金の費用・研修と保証・補助金の対象かを同じ条件で比べる
業務用美容機器は、価格だけを比べると判断を誤りやすい買い物です。
総額・自己負担・回収の目安の3つが分かれば、自信をもって予算を決められます。
見積もりを取る前に、ぜひ今日の5ステップで整理してみてください。
次回予告
「導入後にかかるランニングコストと消耗品」
機器は導入してからも、美容液や消耗品、保守などの費用がかかり続けます。導入後の費用の内訳と、見落としやすいポイントをエステサロン向けにお伝えします。
≪美容機器の選び方編≫の関連記事
- 業務用美容機器の選び方|エステサロンが失敗しない7つのポイント
- 業務用フェイシャル機器の種類と違い|ハイフ・ラジオ波・EMS・プラズマをエステサロン向けに比較
- プラズマ美容機器とは?業務用の種類や特徴をエステサロン向けに分かりやすく解説
- 業務用美容機器の価格相場と導入費用|エステサロンが知っておきたい費用の内訳と予算の決め方(この記事)
- 導入後にかかるランニングコストと消耗品
- 美容機器はリース・レンタル・購入どれがいい?
- 美容機器の投資は何ヶ月で回収できる?料金設定から逆算する方法
- デモ・無料体験で確認すべきチェックリスト
- メーカーの保証・サポートで比較すべきポイント
- 美容機器のメンテナンス方法と長く使うコツ
- 美容機器の導入で後悔しないために|よくある失敗例
- 美容機器の導入でよくある質問(FAQ)
出典:中小企業省力化投資補助金 公式サイト(https://shoryokuka.smrj.go.jp/、カタログ注文型「交付申請随時受付中」)、中小企業省力化投資補助事業(カタログ注文型)公募要領(2026年3月19日改訂、https://shoryokuka.smrj.go.jp/assets/pdf/application_guidelines_catalog.pdf)、中小企業庁「中小企業者等の少額減価償却資産の取得価額の損金算入の特例」(https://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/zeisei/pamphlet/syougaku_shisan.pdf)、業務用美容機器の販売店・メーカー各社の公開情報(価格帯の目安)、エース株式会社「PLASMASTAR」(https://ace-ssc.com/service/plasmastar/) 2026年10月13日確認。記載内容は公開時点の情報です。制度・税制の詳細は各公式サイトや専門家にご確認ください。
補助金の準備書類チェックリスト
業務用美容機器選びのご相談
「導入費用の総額と自己負担を知りたい」
「補助金を使った場合の見積もりがほしい」
業務用美容機器の導入費用でお悩みのサロンオーナー様へ。
サロンのメニューやご予算をお聞きし、補助金を使った場合の自己負担の目安と無料デモのご案内をいたします。
まずはお気軽にご相談ください。
メールでお問い合わせ
商品・デモについてのご相談は
下記フォームからもお問い合わせいただけます。




