皆さんこんにちは!
エース株式会社の島袋です。
- 省力化投資補助金には「一般型」と「カタログ注文型」の2つがある
- カタログ注文型は登録製品を販売事業者と共同で申請し、随時受付
- 一般型は事業計画書で審査。公募回ごとに締切がある
- 機器1台〜数台の導入ならカタログ注文型が進めやすいことが多い
補助金の準備書類チェックリスト
前回の記事では、省力化投資補助金がどんな制度なのか、全体像をお伝えしました。
今回はその続きとして、多くのサロンオーナー様がつまずきやすい
「2つのタイプの違い」を整理していきます。


ミホさん
名前は見たけど、何が違うのか
正直よく分からなくて。

島袋
サロン目線で、順番に比べていきましょう!
結論から言うと、美容機器を1台〜数台導入したいサロンの場合、
カタログ注文型のほうが手続きの負担が少なく、進めやすいケースが多いです。
ただし、どんなサロンでもカタログ注文型が正解というわけではありません。
この記事では、2つのタイプの違いを表と図で比べたうえで、
「自分のサロンはどちらを使うべきか」を判断できるチェック方法までお伝えします。
そもそも「型」が2つあるのはなぜ?
省力化投資補助金は、人手不足に悩む中小企業・小規模事業者が、
少ない人数でも生産性を上げられる設備を導入するときに、
費用の一部を国が補助する制度です。
ただ、導入したい設備は事業者によってさまざまです。
決まった製品を1台入れたい事業者もいれば、
複数の設備を組み合わせて業務の流れそのものを変えたい事業者もいます。
そこで、申請のしかたが2つに分かれています。
- カタログ注文型:国の「製品カタログ」に登録された製品から選んで導入する
- 一般型:カタログにない、自社に合わせた設備やシステムを導入する
つまり、「既製品をカタログから選ぶ」か「自分で計画を立てて設備を組む」かの違いだと考えると分かりやすいです。
一般型とカタログ注文型の違いを比較

ミホさん
見比べてみたいです!
2つのタイプの主な違いを、1枚の表にまとめました。

表の中でも、サロンにとって特に大きいのは次の3点です。
| 比べるポイント | サロンにとっての意味 |
|---|---|
| 申請のしかた | カタログ注文型は販売事業者と一緒に申請するので、ひとりで書類を抱え込まずに済む |
| 受付 | カタログ注文型は随時受付。締切に追われず、導入したいタイミングで動ける |
| 補助率・上限額 | 一般型のほうが上限は高いが、機器1台なら上限まで届かないことが多い |
※補助率・上限額は、従業員数や賃上げの取り組みによって変わります。
※記載は2026年10月2日時点の公式情報です。申請前に最新の公募要領をご確認ください。
カタログ注文型の特徴とサロンに向いている理由
カタログ注文型は、国が「省力化の効果がある」と認めて登録した製品の中から選ぶタイプです。
製品ごとに省力化の効果があらかじめ確認されているため、
申請する側がゼロから効果を説明する必要がありません。

特徴1:販売事業者と共同で申請する
カタログ注文型では、機器を販売する事業者(メーカーや販売店)と共同で申請します。
製品の情報や見積もりなど、販売事業者側で用意する部分があるため、
はじめて補助金を使うサロンでも進めやすい仕組みになっています。
特徴2:随時受付で、交付決定までが早い
公募回ごとの締切がなく、随時申請を受け付けています。
交付決定までの期間も、最短で1か月程度とされています。
「繁忙期の前に導入したい」「新メニューの開始時期が決まっている」といったサロンには大きなメリットです。
特徴3:補助率は一律2分の1
補助率は2分の1です。上限額は従業員数で決まり、
たとえば従業員5人以下なら500万円(大幅な賃上げに取り組む場合は750万円)です。
業務用の美容機器1台であれば、多くの場合この上限の範囲に収まります。
一般型の特徴と向いているケース
一般型は、カタログにない設備やシステムを、
自社の業務に合わせて組み合わせて導入するためのタイプです。

特徴1:事業計画書で審査される
一般型では、事業計画書を作成して申請し、その内容で審査されます。
労働生産性を年平均4%以上伸ばす、給与支給総額を年平均3.5%以上増やす、
事業場内の最低賃金を地域の最低賃金より30円以上高くする、などの要件を満たす計画が必要です。
特徴2:公募回ごとに締切がある
一般型は公募回ごとに受付期間が決まっています。
現在受付中の第8回の締切は2026年10月16日(金)17時です。
審査には3か月程度かかり、必要に応じてオンラインの口頭審査も行われます。
特徴3:上限額は高め
補助率は中小企業で2分の1(小規模事業者などは3分の2)、
上限額は従業員5人以下で750万円(大幅な賃上げに取り組む場合は1,000万円)と、カタログ注文型より高く設定されています。
一般型が向いているのは、たとえば次のようなケースです。
□ 予約・会計などのシステムと機器をまとめて導入したい
□ 導入したい設備がカタログに登録されていない
□ 事業計画書をつくる時間や、相談できる専門家がいる
サロンはどちらを使う?4つの質問でチェック

ミホさん
簡単に判断する方法はありますか?
次の4つの質問に、順番に答えてみてください。
多くのサロンは①〜③で答えが出ます。

①〜③に「はい」が多いサロンは、カタログ注文型から検討するのがおすすめです。
④に当てはまる大きな計画がある場合は、一般型も視野に入れましょう。

迷ったときは、次の順番で考えると整理しやすくなります。
- まず、導入したい機器がカタログに登録されているかを確認する
- 登録されていれば、販売事業者にカタログ注文型で申請できるか相談する
- 登録されていない、または計画が大きい場合に、一般型を検討する
どちらの型でも共通の注意点
型の違いはあっても、次の3つはどちらにも共通する大切なポイントです。
1:交付決定の前に発注・契約しない
交付決定の通知を受け取る前に、機器を発注・契約してしまうと補助の対象外になります。
「もうすぐ決まりそうだから」と先に動かないよう注意しましょう。
2:GビズIDプライムを早めに取得する
どちらの型でも、電子申請に「GビズIDプライム」が必要です。
発行まで時間がかかることがあるので、検討を始めた段階で取りかかっておくと安心です。
3:導入後の報告まで続く
補助金は、機器を導入して終わりではありません。
導入後も、効果の報告などの手続きが続きます。
「導入してからどう活かすか」まで考えて機器を選ぶことが大切です。

ミホさん
どっちの型でも同じなんですね!
補助金で導入できる機器の一例|PLASMASTAR(プラズマスター)

ミホさん
たとえばどんなものがあるんですか?
「カタログ注文型で導入できる機器のイメージがわかない」という方のために、一例をご紹介します。
エースの業務用プラズマ美容機器「PLASMASTAR(プラズマスター)」は、省力化投資補助金のカタログ注文型の対象製品です。
今回お伝えした「カタログに登録されているか」という最初のチェックをクリアしているので、販売事業者であるエースと一緒に申請を進めていただけます。
手袋型で、施術者の手からアプローチできるのが特長です。
ハンドの技術を活かしながら機器の力を組み合わせられるため、
少人数のサロンでもフェイシャルやエイジングケアなど、メニューの幅を広げやすくなります。
実際にプラズマスターで施術した、フェイスラインのエイジングケアの施術前と施術1回後のお写真がこちらです。

フェイスラインのエイジングケア(施術1回)
※お客様の許可を得て掲載しています。施術の結果・実感には個人差があります。
美容液にこだわるなら、
まず機器にこだわってほしい。
どんなに良い美容液も、
肌になじまなければ力を発揮しきれません。
PLASMASTARのプラズマは、美容液の“通り道”をつくり、
選んだ美容液を角質層まで効率よく届けるサポートをします。
だからこそ、サロンが厳選した美容液を活かした施術メニューも
つくりやすくなります。

ミホさん
確認してみます!
まとめ
- 省力化投資補助金には「一般型」と「カタログ注文型」の2つがある
- カタログ注文型は、登録製品を販売事業者と共同で申請。随時受付で交付決定まで最短1か月程度
- 一般型は、事業計画書で審査。公募回ごとに締切があり、上限額は高め
- 機器1台〜数台の導入なら、カタログ注文型が進めやすいことが多い
- どちらの型でも、交付決定の前に発注・契約しない
どちらの型を使うかで迷ったら、まずは「導入したい機器がカタログに載っているか」を確認することから始めてみてください。
補助金はあくまで導入を後押しする手段です。いちばん大切なのは、サロンのお客様に合った機器を選び、長く活かしていくことだと私たちは考えています。
次回予告
「補助金で美容機器を導入するまでの流れとスケジュール」
申請の準備から交付決定、導入、報告まで、いつ何をすればいいのかを時系列で整理します。
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出典:中小企業省力化投資補助金 公式サイト(https://shoryokuka.smrj.go.jp/)、ミラサポplus「中小企業庁担当者に聞く|令和8年度 中小企業省力化投資補助金[一般型]」(https://mirasapo-plus.go.jp/hint/33912/)2026年10月2日確認。記載内容は公開時点の情報です。制度の詳細・最新情報は公式サイトおよび公募要領をご確認ください。
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